ダイハツのガラスコーティングおすすめ|ウルトラグラスコーティングNE’Xの費用対効果と評判は?
目次
大切な愛車を綺麗な状態で維持し続ける為には、日常のメンテナンスとして「洗車」や「WAX掛け」を避けて通る事はできません。
特に雪や霜が降りる寒い冬の時期や、天候が安定しない梅雨の時期など、洗車をするだけでも大変な作業です。
また、夏場は紫外線が強く、ボディも高熱になるため、塗装面が傷みやすく塗装の劣化が進みやすくなります。
今回は、大切な愛車のボディを長期間保護する為のダイハツコーティングについて紹介していきます。
ダイハツの塗装は弱い?ダイハツ車の塗装の特徴について
ダイハツの塗装はコーティングをしないと弱いです。
ダイハツの塗装は厚く良質ですが、コーティング無しの状態ではすぐに劣化してしまいます。
コーティングなしの塗装は、紫外線による色褪せやひっかき傷に対しボディが無防備の状態になっているのです。
長期間車を保護し、キレイに乗り続けるためにはガラスコーティングがオススメです。ワックスやポリマーコーティングで見た目を美しくできますが、傷には対応できません。ガラスコーティングは硬く、洗車傷やひっかき傷からボディを守ります。
ガラスコーティングの施工で外部からのダメージからボディを守るだけでは無く、汚れが付きにくく落としやすくなるのもメリットです。
ダイハツのディーラー純正コーティングとキーパーコーティングと専門店コーティングの三者を徹底比較
専門店コーティング | 一般的なコーティング | ダイハツディーラーのコーティング | |
---|---|---|---|
価格 | 7~14万円 | 7~10万円 | 3~12万円 |
技術力 | 職人によるコーティング | ばらつきがある | 誰が施工しているかわからない |
成分 | 有機・無機ハイブリッドコーティング | ガラス系コーティング剤 | 様々な成分のガラスコーティングがある |
耐スリ性能 | 高い | 高め | 低い~高い |
防汚性能 | 高い | 高い | 普通〜高い |
コーティング塗膜 | 4層の有機系・無機系のいいとこどりコーティング | アルコキシオリゴマーのガラス被膜・有機質レジン | 1~2層のガラスコーティング |
メンテナンス | 定期的な洗車 | 定期的な洗車 | 手洗い洗車・専用メンテナンスキット |
耐久性 | 3~5年 | 1~約3年 | 数ヶ月~約3年 |
ダイハツコーティングの種類や特徴と車種ごとの費用
D-Luxコーティングの特徴と費用
特徴 | 最上級の艶 |
撥水性 | 動的撥水 |
被膜 | ガラス系被膜二重構造 |
値段(軽自動車) | 120,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
ウルトラグラスコーティングNE’Xの特徴と費用
ウルトラグラスコーティングNE’Xは比較的安いガラスコーティングです。
特徴 | リーズナブルなガラスコーティング |
撥水性 | 潤滑性に優れる |
被膜 | 1層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 60,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
シルクアWの特徴と費用
シルクアWは安くガラスコーティングをしたい方にはオススメ。
特徴 | リーズナブルなガラスコーティング |
撥水性 | 撥水性に優れる |
被膜 | 1層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 60,000~70,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
クリスタルヴェールの特徴と費用
クリスタルヴェールは親水性コーティングのため、雨シミを作りたくない方におすすめ。
特徴 | 雨シミを作りにくい |
撥水性 | 親水性 |
被膜 | 1層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 48,000~50,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
スマートフィニッシュの特徴と費用
スマートフィニッシュはガラス2層被膜のため、高い耐久性が特徴。
特徴 | 高い耐久性 |
撥水性 | 高い撥水性 |
被膜 | 2層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 60,000~65,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
キラコートの特徴と費用
汚れの付着を防ぎ、安く済ませたいときにキラコートを施術するといいでしょう。
特徴 | リーズナブル |
撥水性 | 撥水性コーティング |
被膜 | 1層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 30,000~40,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で3年保証 |
※光沢保証は年に1回の点検を受ける必要があります。
6つのダイハツ純正コーティングを表で比較
ここまで紹介した6つのダイハツディーラーコーティングをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
コーティング名 | D-Luxコーティング | ウルトラグラスコーティングNE’X | シルクアW | クリスタルヴェール | スマートフィニッシュ | キラコート |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 最上級の艶 | リーズナブルなガラスコーティング | リーズナブルなガラスコーティング | 雨シミを作りにくい | 高い耐久性 | リーズナブル |
撥水性 | 動的撥水 | 潤滑性に優れる | 撥水性に優れる | 親水性 | 高い撥水性 | 撥水性コーティング |
被膜 | ガラス系被膜二重構造 | 1層のガラス系被膜 | 1層のガラス系被膜 | 1層のガラス系被膜7~14万円 | 2層のガラス系被膜 | 1層のガラス系被膜 |
値段(軽自動車) | 120,000円程度 | 60,000円程度 | 60,000~70,000円程度 | 48,000~50,000円程度 | 60,000~65,000円程度 | 30,000~40,000円程度 |
光沢保証 | 年一回の点検で5年保証 | 年一回の点検で5年保証 | 年一回の点検で5年保証 | 年一回の点検で5年保証 | 年一回の点検で5年保証 | 年一回の点検で3年保証 |
新車と中古車でガラスコーティングに違いはある?
新車と中古車のガラスコーティングの違いは費用です。中古車はコーティング下処理が大変なため、新車よりも費用が少し高額になります。
新車であっても中古車であっても塗装表面に凸凹があります。そのため、塗装面をしっかりと磨いた後にコーティング剤を塗布しないとコーティング剤がうまく密着しないのです。
この下処理をいかに丹念にするかが、コーティングの耐久性を決めます。ところが、多くのディーラーやコーティング業者は下処理に時間をかけないため、コーティングの耐久性が低いことも。
ガラスコーティング専門店では熟練した職人が丁寧にボディを磨き上げ、コーティングの耐久性を最大限引き出します。
ダイハツのコーティングはDIYでできる?セルフでコーティングする場合の注意点
結論から言いますと、ダイハツのコーティングはDIYできます。
但し、ガラスコーティング施工を行う為に必要な「道具」や「作業環境」が大きく異なるので、仕上がりはダイハツや専門店と比べて大きく劣る可能性があります。
ダイハツのコーティングをDIYする時に必要な物や注意点を紹介していきますので、作業を行う時の参考にして下さい。
ダイハツコーティングをDIYする時に必要な道具や溶剤
ダイハツコーティングをDIYする時は、以下の道具や溶剤があれば施工することができます。
- 洗浄剤のイオンデポジット除去剤
- エンブレムや細部を洗浄する時に使用する筆
- 塗装面の鉄粉除去剤や鉄粉除去用粘土
- 塗装面の油膜除去剤
- 塗装面の小傷を消すボディ研磨剤
- 塗装面の油分を除去する脱脂剤
- コーティング剤を塗り込むスポンジ
- コーティングを拭き取るマイクロファイバークロス
セルフでコーティングする場合の注意点
ダイハツコーティングをDIYする時は、以下の事に注意して作業を行って下さい。
- 長時間の作業になる為、晴れが2日以上続く日に作業を行う
- 仕上がりは下地処理で決まる為、下地処理を丁寧に行う
- コーティング施工完了後、丸1日乾燥させ、その間は絶対に水に濡らさない事
ダイハツのコーティングの保証
ダイハツのコーティングには、3年保証や5年保証が付いている商品が多く存在しています。
しかし、この保証にはコーティングを行った全ての工程を保証した物では無く、「光沢」のみを保証する商品が殆どです。
撥水性の強いコーティングを施工しても、撥水性に対してはコーティング施工後の保証はありません。
また、光沢保証とは言え光沢を表す明確な基準が無い為、どこまでの光沢を保証してくれるのかも定かでは無いのが現状です。
車の清掃状況やメンテナンス方法などで、コーティング後の耐久性がそれぞれ大きく違う事から、保証の恩恵を全ての人が受けられるとは限りません。
光沢保証と捉えるのでは無く、塗装劣化保証と捉えるのが妥当と言える為、保証の恩恵を確実に受ける為にも、付属のメンテナンスキットを使用して日頃から塗装面のメンテナンスを行うようにして下さい。
ダイハツのボディ以外の純正コーティング
ダイハツのボディに関するコーティングが中心視されていますが、ボディ以外にもコーティングを施工するパーツがあります。
車にはボディ以外にも露出しているパーツが多く、例えばガラスパーツやアルミホイールなどが挙げられます。
ボディを綺麗に保っていても、アルミホイールが傷まみれで真っ黒に汚れていると、せっかく綺麗な車でもボロい車に見えてしまいます。
ダイハツのボディ以外のコーティングについていくつか紹介します。
アルミホイールコーティング
アルミホイールは、ボディと同様に汚れやすいパーツです。
アルミホイールは常に動いているパーツな為、路面の汚れを直接路面から巻き込みますし、ブレーキダストによる汚れがアルミホイールが汚れる1番の要因でもあります。
また、アルミホイールに付着したブレーキダストは鉄粉と混じって固着してしまう為、通常の洗車では汚れを落とす事ができません。
アルミホイールへコーティングを施工する事で、傷や汚れから守る事が可能となり、通常の洗車でも簡単に汚れを落とす事ができるようになります。
アルミホイールのコーティングには、初心者でも施工が容易な「スプレータイプ」や、耐久性に優れた「WAXタイプ」「液体タイプ」の大きく分けて3種類があります。
ダイハツのコーティングとしては、アルミホイール専用のコーティングは存在しませんが、アルミホイールへコーティングを施工してくれるディーラーもある為、興味がある人は1度相談する事をおすすめします。
アンダーコーティング
ボディだけでは無く、ボディの底(裏面)もコーティングする必要があります。
海に面した地域では常に潮風に晒されている為、露出している部分に錆が発生しています。
また、雪国では凍結防止剤が使用されている為、車の裏面が錆やすくなります。
車の裏面を錆から守る為にダイハツでは「ノックスドール」を施工する事ができます。
ノックスドールは、車の裏面や足回りを錆から守るコーティングで、作業時間も約50分~1時間程度で完了します。
車に1度サビが着いてしまうと、凄いスピードで腐食する為、雪が降る地域や海が近い地域の人は特におすすめするコーティングです。
フロントガラスコーティング
フロントガラスは、車を運転する時に重要な部分で、フロントガラスが汚れていると視界が悪くなり、事故を起こす原因にもなります。
また、一見綺麗に見えるフロントガラスでも、雨が降った時にワイパーを動かした途端、油膜でギラギラして全く前方が見えなくなったと言う経験が、車を運転する全ての人が1度は味わった事があるはずです。
ダイハツでは、フロントガラスを常にクリアに保つ「スーパーウインドウ撥水コート12」「ALWAYガラスコート」「スッキリくん」等、3種類のフロントガラスコーティングが用意されています。
フロントガラスコーティングを施工する事で、多少の雨ならワイパーを作動しなくても前方が見える程の撥水性能を得る事ができます。
その中でも「スーパーウインドウ撥水コート12」は、撥水効果が約1年間持続する為、経済的にも安全面でも特におすすめできます。
ダイハツコーティングを施した車の洗車で気をつける点
ダイハツコーティングを施工した車を自分で洗車する場合は、マイクロファイバーの様な柔らかい素材のタオルで水洗いして下さい。
鳥の糞が付着している場合は、その個所を強く擦ってしまうと、その部分だけに傷がつけてしまったり、コーティングを破壊してしまう可能性があります。
また、撥水性の高いコーティングを施工している車は、雨が降った後に水滴がレンズとなってしまい、直射日光を浴び続けると高熱で塗装が焼けてしまいます。
この塗装に穴が開いた状態を「ウォータースポット」と言い、洗車やメンテナンスキットでも修復する事ができません。
洗車の回数を減らす事を目的としているコーティングですが、ウォータースポットができない様に、鳥の糞や雨の降った後には必ず洗車を行う様にして下さい。
鳥の糞や水滴によってウォータースポットができてしまった場合には、自分で洗車を行わずにダイハツやコーティング専門店へ相談して下さい。
ダイハツコーティングに関してよくある質問
ダイハツコーティングに関して様々な疑問や質問があるかもしれません。
ダイハツコーティングの質問の中で、最も多いのはコーティング施工後の維持についての質問です。
特にメンテナンスとして日頃の洗車に関わる疑問が多く、「気軽に洗車をする事ができないのでは?」や「コーティングを施工した車は特殊なメンテナンス剤を使用しないといけないのでは?」等、維持する事が面倒だと思っている人が多いのも確かです。
代表的な質問や疑問について説明していきます。
コーティングした後に洗車機に入れてもいいの?
ダイハツコーティング施工後の車を洗車する時、洗車機を使用しても良いのか?多くの人が不安に思っています。
洗車機を使用しても良いコーティングもありますが、ダイハツでコーティングを行った車は洗車機の使用を避ける様になっています。
一般的な洗車機のブラシは素材が硬く、高回転で硬いブラシで車を洗うので塗装に小さな洗車傷がついてしまう為、コーティングが剥がれてしまう恐れがあります。
また、汚れの酷い車を洗った後に洗車機を使うと、洗車ブラシに泥や小石が付着している為、ボディを傷つけてしまう恐れもありますし、洗浄力の強い液剤を使用している可能性もあります。
柔らかい素材を使用した洗車機であれば年に数回なら使用しても大丈夫ですが、基本的には洗車機を使用しない事をおすすめします。
通常のコーティングメンテナンス剤と純正メンテナンス剤は違いある?
ダイハツでもコーティングの種類や内容によって、付属しているメンテナンス剤がそれぞれ異なります。
撥水性クリーナーやコーティング被膜を保護する液剤だけでは無く、只単に洗車を行う為だけのメンテナンス剤の場合もあります。
純正メンテナンス剤以外にも、数多くのメンテナンス剤が販売されていますが、間違ったメンテナンス剤を使用するとコーティングを剥がしてしまう可能性があります。
同じ成分のメンテナンス剤であれば代用品として使用しても問題はありませんが、できる限り付属のメンテナンス剤と同じ物を使用するようにして下さい。
安価だからと言って、適当なメンテナンス剤を使用すると、せっかく高いお金を掛けてコーティングを行ったのが台無しになってしまうので、十分注意するようにして下さい。
まとめ
ダイハツコーティングについて種類や価格について紹介してきましたが、現在主流になっているガラスコーティングを中心に説明させて頂きました。
ガラスコーティングは施工金額が高いのですが、「光沢」「撥水性」「耐久性」がポリマー系と比べて断然良い為、コーティングを施工する場合はガラスコーティングを選択して下さい。
ガラスコーティングを施工する場合は、ダイハツでもコーティング専門店でも施工自体には大きな違いはありませんが、車本体の整備を兼ねてメンテナンスが行える為、ダイハツでコーティングを施工する事をおすすめします。
コーティングの仕上がりや耐久性は、コーティングの施工技術や施工環境にもよる為、DIYで行うよりもダイハツで行う方が確実に綺麗な仕上がりになります。
いつか愛車を買取や下取りに出す事も考えて、多少費用が掛かってもダイハツコーティングを施工する事で査定アップも狙う事ができます。
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