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トヨタのガラスコーティング種類と評判|純正ディーラーコーティングのQMI・CPCペイントシーラントの費用対効果はおすすめ?

目次

ガラスコーティングは、ボディが受けるダメージを大きく減らすことができ、車を大切に乗り続けるために必要です。

愛車のトヨタをより長くキレイに保つためにコーティングを検討しているけど、純正ディーラーコーティングとガラスコーティングのどちらにすべきか悩んでいる方は多いと思います。

✔︎中古車にもコーティング可能なのか?

✔︎ボディ以外のコーティングもあるのか?

✔︎コスパや評判の良いガラスコーティングはどれか?

これらの問題について、トヨタ純正コーティングとガラスコーティングの費用や効果、特徴などをまとめて比較しました。

最適なコーティング選びにお役立てください。

トヨタ車にガラスコーティングは必要?大切に乗るならコーティングをおすすめ

結論、トヨタにガラスコーティングを施すことは必要です。塗装には汚れを防ぐ機能は無く、コーティングを施さなければ汚れの付着がひどくなってしまいます。それだけではなく、紫外線や酸性雨によってコーティングをしていない状態の塗装はみるみるうちに劣化が進んでしまい、ヒビ割れなどにつながってしまうのです。

車は日々、空気中の小さな塵や雨、野鳥の糞などにさらされるためボディやウィンドウにダメージを受け続けています。そうしたダメージから塗装を守ってくれるのがコーティングになります。

中でもガラスコーティングを施すことによって塗装の紫外線による色褪せを防いだり、汚れが落ちやすくなることで洗車を楽にすることができますので非常におすすめです。

トヨタのディーラー純正コーティングと一般的なガラスコーティング(キーパーコーティング)の比較

 QMIセンチュリオンコートQMIグラスシーラント タイプTIIQMIグラスシーラントQMIペイントシーラント一般的なガラスコーティング
価格(コンパクトカーサイズ)114,400円57,200円41,000円9.5万~11万円程度
成分ガラス系二重被膜ガラス系ガラス系テフロンガラス系(含有成分は製品による)
耐スリ性能
防汚性能
コーティング塗膜動的滑水滑水低撥水撥水撥水・疎水・親水コーティングがある
メンテナンス・定期的な洗車・コーティングが剥がれるたびに再施工が必要だが、耐久期間が長い・定期的な洗車 ・コーティングが剥がれるたびに再施工・定期的な洗車 ・コーティングが剥がれるたびに再施工・定期的な洗車 ・コーティングが剥がれるたびに再施工が必要だが、耐久期間は短い・定期的な洗車 ・コーティングが剥がれるたびに再施工
耐久性

※QMIグラスシーラントはQMIグラスシーラントタイプⅡに切り替えられている店舗が多いため価格情報は店舗にてお問い合わせください。

トヨタコーティングの種類|純正コーティングのQMI・CPCペイントシーラントの特徴と車種ごとの費用

QMIペイントシーラントの特徴

フライパンなどにも使われるテフロン素材のコーティングで、表面がツルツルしていることにより汚れが付きにくく、付いたとしても水洗いで簡単に落とすことができます。ただし、ガラスコーティングに比べると耐久性に劣ります。

QMIグラスシーラントタイプTⅡの特徴

ガラス系被膜による強力なコーティングでボディを傷や汚れ、紫外線、熱から守ります。滑水効果により雨水が汚れを巻き込みながら転がることで汚れの付着を防ぐことができます。

ただし、コーティング層が1層のため、センチュリオンコートに比べ耐久性に劣ります。

QMIセンチュリオンコートの特徴

ガラス系被膜によるコーティングを2層にすることによってグラスシーラントタイプTⅡよりも高耐久性を獲得し、さらに高撥水、高光沢、高硬度を実現しました。また、水をはじく力が強く、雨水が流れ落ちやすいため汚れが付きにくいことが特徴です。

ただし、性能が良い分ほかの2つと比べ高価になっています。

車種ごとの参考料金  

 QMIセンチュリオンコートQMIグラスシーラントタイプTIIQMIペイントシーラント
軽自動車・コンパクトカー(アクア、タンクなど)108,000~115,000円55,000~60,000円40,000~45,000円
ミディアムサイズ(プリウス、ルーミーなど)120,000~140,000円60,000~70,000円45,000~55,000円
ミニバンサイズ(アルファード、ヴォクシーなど)140,000~150,000円70,000~80,000円55,000~60,000円

※店舗によって価格は異なることがございます。

トヨタの塗装の特徴|セルフリストアニングコート

トヨタの車の一部にはセルフリストアニングコートという塗装の技術が用いられています。この技術は小さな傷であれば自己修復をしてくれるものになっています。しかし、すべての傷を自己修復できるわけではなく、深い傷を修復することはできません。

そこで、そのようなセルフリストアニングコートの弱点を補うことが出来るのがガラスコーティングになります。塗装の上からコーティングを施すことによってひっかき傷などの物理的なダメージと紫外線などの化学的なダメージを受けづらくすることができます。セルフリストアニングコートを最大限生かすためにもコーティングは効果的といえます。

新車と中古車でガラスコーティングに違いはある?

ガラスコーティングを施すうえで新車と中古車によって特に効果が変わるということはありません。

ガラスコーティングをした新車であれば傷や酸性雨への耐性がつき、より長い間光沢や色合いを保つことができます。もちろん、中古車であってもボディへの汚れの付着を防ぎ、洗車を楽にすることができたり、紫外線から塗装を保護することで色褪せを防ぐことができます。また、ボディがくすんでしまった中古車に対してガラスコーティングを行うことによって艶が復活し、ピカピカになるため、さらに自分の車に愛着を持つことができます。

トヨタのコーティングはDIYでできる?セルフでコーティングする場合の注意点

トヨタのコーティングを自分で行うことは可能です。しかし、コーティングをする際には注意すべき点がいくつかあるのでご紹介します。

まず、塗装面をキレイに磨き、洗車をしておきましょう。塗装面を磨くことにより初めてコーティングの本来の力が発揮されます。また、洗車をしておくことでボディのコーティングを傷つけることを防ぐことが出来ます。コーティング剤は水気厳禁のものが多いのでしっかりと水気を拭き取るようにし、晴れの日に作業を行いましょう。また、埃がボディに付着するのを防ぐために屋内で作業を行うようにすると良いでしょう。

トヨタのコーティングの保証|5年保証は意味ある?

トヨタはコーティングの光沢5年保証をしていますが、誤った認識がされやすい表記となっています。

トヨタの純正コーティングの保証書ではバンパー、ドアミラーなどの劣化しやすい部分を除き、塗装表面の光沢が著しく劣化した際に無償補修を行うとしています。この保証はコーティングの品質証明のような意味合いが強いようです。

また、保証を受けるためには保証期間中に年1回の点検を受ける必要があります。さらに、

車が受ける花粉や酸性雨などの外的要因による損傷は保証されません。

5年保証を過信しすぎずに、日々の洗車やメンテナンスをすることをおすすめします。

トヨタのボディ以外の純正コーティング 

トヨタの車にはボディ以外にもアルミホイールコーティングやフロントガラスコーティングを施すことができます。また、ヘッドライトの修繕とコーティングをするヘッドライトリペアコーティングも純正コーティングとして用意されています。

ここでは、アルミホイールコーティングやヘッドライトリペアコーティング、フロントガラスコーティングについて紹介していきたいと思います。

アルミホイールコーティング

アルミホイールは熱や道路上の鉄粉などにさらされるため車の中で、最も過酷な環境にあります。ホイールの形状によってはとても掃除がしにくいですし、掃除をしてもすぐに汚れてしまいます。

そのような悩みを解決してくれるのがアルミホイールコーティングになります。

トヨタ純正アルミホイールコーティングとしてQMIホイールコートが用意されています。ガラス系被膜のため、強固でホイールを傷から守ることが可能です。また、コーティングをすることでホイール表面が滑らかになり、汚れが付きにくくなるだけでなく、コーティングの耐熱性が高いため熱からアルミホイールを守ることができます。効果持続期間は約3年となっています

ヘッドライトリペアコーティング

ヘッドライトが曇ってしまっていては見た目が悪いだけではなく、運転の安全性が低下します。安全なカーライフにはヘッドライトリペアコーティングが必要です。

トヨタではヘッドランプクリーニング&コートが用意されています。

プラスチッククリーナーを用いて、ヘッドライトについた細かい傷を取り除き、滑らかな表面にします。次にプラスチックコートをかけることによりヘッドライトの表面が保護され、ヘッドライトの表面が傷つくのを6か月間防ぎます。プラスチックコートによってキズに強くなるだけでなく、紫外線によるプラスチックの劣化を防ぐことができます。

フロントガラスコーティング

トヨタ純正フロントガラスコーティングにはQMIファインビューⅡが用意されています。

窓ガラスをコーティングすることでガラスが雨水を弾き、水滴がコロコロと転がるためクリアな視界を得ることができます。

また、油膜や虫の死骸、ホコリがつきにくくお手入れが簡単になることも大きなメリットです。

冬場に霜や氷を手で取るのは骨が折れる作業かと思いますが、窓ガラスをコーティングすることにより霜や氷が付着した際にもワイパー動作で簡単に取り除くことができるようになるので大変おすすめです。

また、効果持続期間は約2年とされています。

トヨタの洗車で気をつける点

トヨタのディーラーで洗車をしてもらうことはできるの?

ガソリンスタンドで洗車をする際に注意すべき点は?

トヨタ純正コーティングを施した車を洗車機に通すことはできるの?

などトヨタ車の洗車についての注意点や気を付けるべきポイントをまとめました。

ディーラーで洗車してくれる場合

 ディーラーに修理や定期点検、車検を頼んだ際に洗車されて車が返されることは多いですが、洗車のみのディーラーへの依頼は無料の場合と有料の場合があるので、確認してから洗車を頼むのが良いでしょう。

 ディーラーが有料で洗車を請け負う場合は手洗い洗車で1000~2000円、機械洗車で500~1000円程度が相場になっています。

ディーラーが点検作業などの通常業務で忙しい場合があるので、ディーラーに洗車を依頼する場合は必ず電話予約をすると良いです。また、その際にどのような洗車をしてくれるのか、料金について尋ねておくと行き違いを避けることができます。コーティングによって洗車方法がことなることがあるのでその旨を伝えることも重要です。

ガソリンスタンドで洗車してもらう場合

ガソリンスタンドで洗車する場合、ガソリンスタンドの洗車メニューをよく確認しましょう。洗車機に車をかける場合は、自分の車のコーティングがその洗車機に対応しているのか確かめないとコーティングが著しくはがれてしまうことがあります。

洗車機では少なからずボディが傷つくリスクがありますので、洗車機に通すよりも手洗い洗車の方が安全といえます。

自分で洗車する場合

コーティングを傷つけないために自分で手洗い洗車をするのは得策だといえます。

洗車をするのは曇りの気温がやや低い日にしましょう。気温が高く日差しが強い日に洗車をしてしまうと、車のボディに付着した汚れを含んだ水滴が蒸発しやすく、水分が蒸発した後に染みになってしまいます。同様の理由で洗車をした後にはよくボディを拭くようにしましょう。

洗車をする際はいきなり洗剤を付けてこするのではなく、水で汚れを落とすようにしましょう。そうでないと、砂利などを巻き込んで車のボディを傷つける恐れがあります。また、泡立てたスポンジで優しくボディをこすることで、コーティングをなるべく剥がさないように注意しましょう。

トヨタのメンテナンスキットの特徴

トヨタで純正コーティングを施工すると、メンテナンスキットがついてきます。

水垢などを落とし、艶を出すコンディショナー

コンディショナーと共に使うマイクロファイバークロス

水洗いだけでは落ちない汚れを落とすクリーナー

クリーナーと共に使用するプロスポンジ

4つの道具がセットになっています。

これらの道具の使い方を紹介します。

洗車時にマイクロファイバークロスにコンディショナーを付け、水垢や水性の汚れを落とします。

洗車後、洗車してもなかなか落ちない汚れをクリーナーで落としていきます。クリーナーを使用する際はプロスポンジにクリーナーを付け、ボディをこすることで汚れを落とすことが出来ます。

トヨタのコーティングに関してよくある質問

トヨタのカーコーティングの種類やメリット、費用などについて紹介してきましたが、コーティングに関してまだよくわからないこともあると思います。

 コーティングした後に洗車機にいれてもいいの?

通常のコーティングメンテナンス剤と純正メンテナンス剤は違いある?

そのような質問に答えていきたいと思います。

コーティングした後に洗車機に入れてもいいの?

ガラスコーティングの場合、コーティングが完全に固まるまでに1か月かかるのでコーティング後1か月は洗車機に入れるのは避けましょう。

また、1か月経ったあとでも、ブラシとブラシに付着したホコリや砂利などによりボディコーティングへダメージが蓄積されます。コーティングをなるべく傷つけたくないという方は、水圧を利用したノンブラシタイプの洗車機を使用するか、手洗い洗車をするようにしましょう。

また、ガラスコーティング以外のコーティングの場合、洗車機に通すことはできませんので注意が必要です。

通常のコーティングメンテナンス剤と純正メンテナンス剤は違いある?

 ガラスコーティングの場合、通常のメンテナンス剤と純正メンテナンス剤の違いはありません。両方とも、水性の汚れを落とすコンディショナーや、落ちにくい汚れを落とし、撥水を強くするクリーナーなどが入っています。しかし、ガラスコーティング以外のコーティングでは使用できないメンテナンス剤も存在しますので注意する必要があります。特に汚れを落とすようなメンテナンス剤はガラスコーティング以外に使うとコーティングが溶けてしまうものもありますので注意してください。

コーティングによって使用できないメンテナンス剤もあるので詳しくは施工をお願いしたお店に問い合わせるのが良いでしょう。

まとめ

コーティングをしなければ塗装に傷やヒビが入りやすくなってしまいます。しかし、車にコーティングをすることによりそのような事態を防ぐことができます。

コーティングで車が美しくなるだけではなく、洗車が楽になるなど様々な利点があります。

今回はトヨタ純正コーティングであるQMIセンチュリオンコート、QMIグラスシーラント、QMIペイントシーラントと一般的なガラスコーティングについて紹介してきましたが、ご自身に適切なカーコーティングは見つかったでしょうか。

長い間新車のようなピカピカの車に乗り続けると自分の車に愛着を持つことができますので、今回の比較をもとにぜひコーティングを検討してみてはいかがでしょうか。

トヨタのカーコーティング事例

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