フォルクスワーゲンのガラスコーティング種類と評判｜純正ディーラーコーティングのPRO’s CAREの費用対効果はおすすめ？

フォルクスワーゲンを購入する際にコーティングに関してこのような疑問を持たれる方は多いのではないでしょうか。

純正コーティングと一般的なガラスコーティングの違いは？

ボディ以外のコーティングはどんなものがあるのか？

中古車と新車でコーティングに違いはあるの？

これらの疑問について、純正コーティングであるPRO’s CAREと一般的なガラスコーティングの費用や効果、特徴などをまとめて比較しました。

フォルクスワーゲン車にガラスコーティングは必要？大切に乗るならコーティングをおすすめ

フォルクスワーゲンの車を大切に乗るならガラスコーティングは必須になります。塗装は空気中のチリや紫外線などのダメージにさらされています。そういったダメージにより、塗装はキズがついてしまったり色褪せたりします。新車と同様のピカピカの塗装を長く維持するためには、塗装の保護機能を高めて劣化を防ぐことが大切です。

また、ガラスコーティングを施工することにより塗装表面が滑らかになり、撥水作用も得ることができます。雨シミが付きにくく汚れが落ちやすいため、洗車をする回数や時間が減るのもコーティングの大きなメリットです。

フォルクスワーゲンのディーラー純正コーティングと一般的なガラスコーティング（キーパーコーティング）の比較

一般的なガラスコーティングとフォルクスワーゲン純正コーティングを比較してみました。

純正コーティングもガラスコーティングのため、一般的なガラスコーティングと似ている部分が多いです。

※公式な価格情報は公開されていませんでしたので、詳しくはお近くのディーラーにお聞きください。

純正コーティングPRO’s CAREの特徴と車種ごとの費用

車のボディコーティングには主に「ワックス系」、「ポリマー系」、「ガラス系」の3種類があります。純正コーティングであるPRO’s CAREはガラス系コーティングになっています。この中でガラスコーティングは最も初期費用がかかりますが、持続時間や耐久性はほかの二つよりも優れています。具体的には、ワックスで数週間、ポリマーコーティングで数か月〜2年ほどですが、ガラスコーティングは3〜5年の効果持続期間があります。

また、他のコーティングには耐傷性がほぼないですがPRO’s CAREはモース硬度7を誇り、擦り傷も防ぐことができます。

PRO’s CAREは疎水性のガラスコーティングです。雨が降った際には雨水を弾き、水滴が滞留しにくくなることでボディに付着したホコリやチリと一緒に雨水が流れていきます。これにより洗車頻度を少なくすることができるのです。

PRO’s CAREの参考として以下に一般的なガラスコーティングの料金を示します。

一般的なガラスコーティングの参考料金

フォルクスワーゲンの塗装の特徴｜エナメル質のような深い色合い

フォルクスワーゲンの塗装は深い艶のあるエナメル質のような塗装をしています。高い技術力を持つ職人と高品質の塗料により施工された証拠です。

そのような高品質な塗装だからこそボディのキズが目立ちやすくなっています。車のボディはコーティングをしなければとても無防備な状態です。紫外線や酸性雨、鳥の糞などの刺激にさらされているのです。。ダメージは塗装に蓄積し、傷や色褪せにつながってしまうのです。

ガラスコーティングがフォルクスワーゲンの素晴らしい塗装を保護することで、より長くピカピカな車に乗り続けることができます。

新車と中古車でガラスコーティングに違いはある？

中古車の塗装が痛んでいる場合、塗装を磨く必要があるのでガラスコーティングを施す費用は中古車の方が高くなります。しかし、中古車と新車でガラスコーティングの効果は変わりません。

中古車であっても、ガラスコーティングを施すことで、くすんでしまったボディをピカピカにすることができます。

新車、中古車問わずコーティングを施工しなければ塗装の輝きは失われていきます。ガラスコーティングをすることで色褪せの原因となる紫外線から塗装を保護することができるのです。

また、汚れが付着しにくくなるため洗車頻度が少なくなることも大きなメリットです。

フォルクスワーゲンのコーティングはDIYでできる？セルフでコーティングする場合の注意点

フォルクスワーゲンの車にセルフでコーティングを施工することは可能です。

コーティング作業前には洗車をしっかりとしておきましょう。コーティング剤は水気厳禁のものが多いため洗車後にしっかりと水分を拭きとっておく必要があります。ホコリが付着するのを防ぐため作業をする際はなるべく屋内で行うのが好ましいです。

以上のようなポイントに注意してコーティングを行ってみてください。

しかし、車の状態によっては塗装面をしっかりと磨く必要があり、高い技術が求められることがあります。そういった場合には、高い技術力のある専門業者に依頼することをおすすめします。

フォルクスワーゲンのコーティングの保証

フォルクスワーゲン純正コーティングであるPRO’s CAREの保証について公式な記載がないので詳細はお近くのディーラーにお問い合わせください。

PRO’s CAREのようなガラスコーティングは3〜5年間効果が持続します。しかし、コーティングをしてから何もメンテナンスがいらないというわけではありません。

ガラスコーティングにより汚れが蓄積しにくくなっていますが、コーティングの上に汚れがたまってしまうと水弾きが低下したり、コーティングを劣化させてしまいます。また、見栄えも悪くなってしまいます。コーティングを長持ちさせるためには定期的な洗車が必要です。

フォルクスワーゲンのボディ以外の純正コーティング

フォルクスワーゲンではボディ以外にもアルミホイールやフロントガラスにコーティングを施すことができます。

「ボディにコーティングをするメリットは分かったけどほかの部分のコーティングはどんなメリットがあるの？」という方に向けて

アルミホイールコーティング

アンダーコーティング

フロントガラスコーティング

について紹介していきたいと思います。

アルミホイールコーティング

ホイールはブレーキダストなどの汚れがたまりやすく、形状によっては洗浄がとてもしにくくなっています。ブレーキダストは一度ホイールに付着してしまうと落とすのがとても大変です。また、ホイールは路面に一番近くに位置するため熱や紫外線にさらされ、車のパーツの中でも特に過酷な環境にあります。

コーティングをすることによりホイールに汚れが付着しにくくなります。ブレーキダストが付着したとしてもコーティング表面が滑らかなため簡単に落とすことができます。また、コーティングはホイールを熱や紫外線から守ることでホイールの劣化を防ぐこともできるのです。

アルミホイールコーティングは4本あたり1.5万円ほどで施工することができます。

アンダーコーティング

アンダーコーティングとは車の床下をコーティングして錆を防ぐものになります。床下はあまり確認することがなく、、コーティングの重要性が分かりづらい部分です。

しかし、エンジンなどの重要な装置が近く、床下が腐食すると重要な装置にまで支障をきたすことがあります。そのため床下をコーティングし、床下の腐食を防ぐ必要があるのです。

海風によって金属は腐食しやすくなります。床下は塩を落としにくい場所なのでマリンスポーツを行う方は特にコーティングをするべきです。また、雪国に住む方やウィンタースポーツを行う方も融雪剤が金属を腐食させるのでコーティングを行うことをおすすめします。

フロントガラスコーティング

フォルクスワーゲンでは純正フロントガラスコーティングとして「PRO’s CARE SMART SHINE」が用意されています。フロントガラスをコーティングすると雨水を撥水するようになり、雨の日でも視界が悪くなりません。

また、いやな油膜や汚れがつきにくくなるため洗車を楽にすることができます。さらに、コーティングを施すことによりワイパーと窓ガラスの摩擦が減少し、ワイパーの減りが遅くなるため経済的です。ワイピングされるたびに撥水コーティングがされるワイパーブレードが用意されていますので、フロントガラスコーティングとの同時使用をすれば効果をさらに得ることができます。

一度の施工で2年間効果が持続し、長期間クリアな視界をキープします。

フォルクスワーゲンの洗車で気をつける点

フォルクスワーゲンのディーラーで洗車をしてほしいのだけど注意する点は？

ガソリンスタンドの洗車メニューはどれを選ぶべき？

自分で洗車をする際の注意点は？

などフォルクスワーゲンの洗車についての注意点や気を付けるべきポイントをまとめました。

ディーラーで洗車してくれる場合

ディーラーには点検や修理などの目的で車を預けることが多いと思います。その際、洗車が為された状態で車が返ってきます。ただ、ディーラーに洗車のみを依頼する際、有料なのか無料なのかはディーラーによりますので、事前に確認することをおすすめします。有料洗車の場合、機械洗車で500〜1,000円、手洗い洗車で1,000〜2,000円が相場になっています。

ディーラーに洗車を依頼する場合は自分の車にコーティングステッカーが貼られているか確認しましょう。ディーラーは、コーティングステッカーを確認して、その車に適した洗車メニューを選択することができます。コーティングステッカーが貼られていない場合、コーティングの有無やコーティングの種類を伝えるようにしましょう。

ガソリンスタンドで洗車をしてもらう場合

ガソリンスタンドでは洗車メニューがたくさんあり困ってしまうと思います。多くのガソリンスタンドでは機械洗車か手洗い洗車が選択できると思います。ガラスコーティングは物理的なダメージに強いので洗車機に入れることができます。しかし、ブラシに付着した砂利がボディを傷つけてしまうことがあるので、手洗い洗車をおすすめします。また、ガラスコーティング以外のコーティングの場合、ボディにキズが付きますので機械洗車はおすすめできません。

ノンブラシタイプの機械洗車であれば砂利によってボディが傷つくこともないのでどのコーティングにも使用でき、おすすめです。

自分で洗車をする場合

ガラスコーティングを施すと、汚れがつきにくく、大まかな汚れなら簡単に落とすことができます。しかし、コーティングの上の汚れを放置しているとコーティングが痛み、持続期間が短くなってしまいます。コーティングを長持ちさせるためには定期的な洗車が重要になります。

洗車の基本となる道具のセットはスポンジ、カーシャンプー、水を拭き取るクロスになります。使用道具を揃えたら、まず水だけで大まかな汚れを落とします。ボディに砂利がついていると車を傷つけてしまう恐れがあります。洗車が終わったら、よくボディの水分を拭き取りましょう。水分が残っているとシミの原因になってしまいます。

フォルクスワーゲンのメンテナンスキットの特徴

フォルクスワーゲンの純正メンテナンス用品はボディメンテナンスやインテリアメンテナンスに対応した様々なものがあります。メンテナンスキットのいくつかを紹介します。

ワックスシャンプー

洗車ワックスがけを同時に行うことができ、塗装面に輝きをもたらします。

また、撥水効果を与えることもできます。

ホイールクリーナー

強力な洗浄力でブレーキダストなどのホイールに付着した汚れを浮き上がらせ、

簡単に洗い流すことができます。

ガラスポリッシュ

窓ガラスに付着した虫の死骸や木の樹脂、タールやオイルなど頑固な汚れを速やかに除去するケア剤です。

ガラス表面を平滑にし、ワイパーの動作をスムーズにします。

フォルクスワーゲンのコーティングに関してよくある質問

フォルクスワーゲンに関してよくある質問をいくつかご紹介したいと思います。

コーティングした後に洗車機に入れてもいいの？

ボディが傷つく可能性があるのでガラスコーティング以外のコーティングを施した車を洗車機に通すことはできません。

フォルクスワーゲン純正コーティングであるPRO’s CAREのようなガラスコーティングは、固まるまでに約1か月かかります。施工後1か月間は洗車機に入れることは避けましょう。また、コーティングが固まった後でもブラシタイプの洗車機に入れることはおすすめできません。ブラシに付着した砂利でボディが傷つく恐れがあるからです。ノンブラシタイプの洗車機であればボディが傷つくということもないのでおすすめです。

通常のコーティングメンテナンス剤と純正メンテナンス剤は違いある？

純正メンテナンス剤には様々なものが用意されています。基本的に純正コーティングには純正メンテナンス剤を使用すればよいのですが、フォルクスワーゲン純正で用意されているワックスポリッシュには注意が必要です。この研磨剤が入っているメンテナンス剤はガラスコーティング効果を減少させてしまう可能性があるので、コーティングとの相性を確認しましょう。

通常のメンテナンス剤と純正コーティング剤に違いはありません。水性の汚れを落とすコンディショナーや落ちにくい汚れを落とすクリーナーなどがあります。ただし、研磨剤が含まれている物、強い溶剤が含まれている物にはコーティングの効果を減少させる恐れがあるため注意が必要です。

まとめ

フォルクスワーゲンの純正コーティングであるPRO’s CAREについてまとめてきました。ガラスコーティングの効果や費用を知ることができましたでしょうか。

塗装は日々、酸性雨や紫外線、空気中のチリやホコリなどでダメージを受けています。ダメージが蓄積すると塗装がくすんでしまったり、ひび割れしてしまいます。ガラスコーティングを施すことにより、そういったダメージから塗装を守ることができるのです。また、コーティングによりボディ表面が滑らかになるため汚れが付きにくく、落としやすくなるのです。

ガラスコーティングを施すことによってより長い間、美しい車に乗り続けることができます。